昭和二十五年 七月十七日
七月十七日水曜 晴
福三郎等が出稼ぎにいった。船で志津川まで送った。
青年団の舟きょうそうで大へんなにぎわいでした。
わたしたちはすりたてをして見にいかなかった。
とても残念でした。
七月二十三日火曜 晴
今日桑つけた。
残りの桑とみしょうを取った。
かつを釣りに出た。
七月二十四日水曜 晴
今日もお昼から桑つけた。
桑取りは女の手ばかりである。
やき山をとった。寺の上もとった。
七月二十五日木曜 くもり
午後からはやす峯へとりにいった。
大へんのびて気持ちよくとった。
ほらかご四本とった。