昭和二十六年 三月一日
三月一日金曜 晴
磯の開口でした。
波立ちでしたが海苔はとった。
草取りに行った。
正子は分家へいもまきにいった。
三月二日土曜 雨
雨ふりでいそはやすんだ。
三月三日日曜 晴
いそへいった。大波でした。
でものりは少し取れた。
草取りにいって来た。
三月四日月曜 晴
いそへいった。
始めてやき山へいも畠をうない始めた。
大根をおこして来た。
三月五日火曜 晴
いそ後、相川の製板から材料をはこび方をした。
分家の人達に手伝いをもらった。
夕方まですば屋まではこんだ。
三月六日水曜 曇
いそから来て、さき山へいも蒔きをはじめた。
三だんつけてくらくなった。
雨がふって来た。