昭和二十六年 三月七日
三月七日木曜 雨
夜からのふりつづきで大分ふった。
三月八日金曜 晴
朝からのりぶつをしておひるまでぶった。
お祭りで仕事はやすんだ。
おかへみんな売り方がいった。
曇ってのりはほし上がらなかった。
三月九日土曜 晴
いも畠をうなった。
やき山を一日かかった。
三月十日日曜 晴
今日からいも蒔きをはじめた。
和子と副三郎が来ててつだってもらった。
青年学級の開校式でいった。