昭和二十五年 八月二十七日
八月二十七日日曜 晴
稲をさげた。
青年団の運動会でした。
正子を田へつれていって残念でした。
朝、四時頃おきて歩いた。
八人で月濱から船をかりて運んだ。
トラックで無事に二回はこんだ。
みんなに手つだっていただいて夕方早く終わった。
夜はうんと酒もりやら踊りやらでにぎわった。
八月二十八日月曜 曇
桑畑の草取りをした。
少しうないはじめました。
風呂へ種をいれた。大麦二升、小麦二升です。
夜はしばやへいって乳をのませて来た。
きよ子が石巻からなつかしい便りをよこした。
早速書いてやらねばならない。
八月二十九日火曜 曇
はやす峯へいってうない方をした。